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問題を作る前に意識したい3つのポイント

まずは、問題を作る前に確認しておきたい3つのポイントをご紹介します。

・問題を作る目的

目的が不明確なまま問題作りを始めると、最終的なゴールを見失いがちです。「社内の親睦を深めるため」「町おこしイベントのため」など目的を明確にし、それに沿った問題を作るようにしてください。

・問題を出すターゲット

ターゲットが決まっていれば、相手に喜んでもらえる問題を考えやすくなります。例えば、20代が多く集まるイベントなら、若者の間で流行している音楽などのエンタメ要素を盛り込むことで、イベントが盛り上がるきっかけになるでしょう。年齢や男女比など、イベントの参加者を総合的に分析するのがポイントです。

・問題を出す場所

問題を出す場所の特性を最大限に活かすことで、謎解きイベントならではの非日常感を演出できます。例えば町おこしの謎解きイベントなら、「商店街をスタンプラリー形式で巡りながら謎を解いてもらう」などの工夫を凝らすのも一つの方法です。

問題を作る3ステップ

問題を作るための大前提が決まったら、実際にイベント用の謎を作っていきます。下記の3ステップを確認して、問題作りにチャレンジしてみてください。

・ステップ1：解答を決める

最初に、問題の解答を決めておきます。謎解きゲームでは、「第一の謎」「第二の謎」といったように順番に問題を出し、ゲームクリアの鍵となる最終問題へと行きつくのが基本です。順番に出題する問題の解答は、最終問題を解くための鍵にならなければなりません。

「すべての謎を解いたら、最終問題の謎も解けた」となるのが謎解きゲームの理想です。そのため、最終問題の解答を導き出すためのヒントになるよう、各問題の解答を考えましょう。

・ステップ2：問題の法則を定める

問題の解き方には一定の法則があります。例えば、数字を英語に変えると答えがわかる「変換式」や、解答とヒントが同じ法則で並ぶ「相似形」などが謎解きゲームによく用いられるスタイルです。参加者の年齢層や謎解き経験の度合いによって法則の難易度を決めてください。

・ステップ3：ステップ1の解答とステップ2の法則を組み合わせながら問題を作ります。できあがった問題は自分でも解いてみて、改善点を見つけることが大切です。繰り返し改善を重ねることで精度の高い問題に仕上がります。

問題作りが難しいと感じたら

ここまで謎解きゲームの問題の作り方について見ていきましたが、慣れていないと理想の問題を作るのが難しいと感じることも少なくありません。問題作りには豊富な経験とノウハウが必要です。「問題作りが難しい」「自分で問題を作る時間がない」「もっと本格的な謎解きゲームを作りたい」という場合は、謎解きゲームのプロであるマスタッシュにお任せください。