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イベントの目的をはっきりとさせる

「仕事へのモチベーションを上げる」「社内のチームビルディングを養う」など、会社でイベントを行う目的は様々です。目的がはっきりしないと、最終的なイベントのゴールをどこに設定すべきなのかわからなくなり、企画にブレが生じます。まずは、なぜイベントを実施するのか、目的を明確にしましょう。

目的に沿った問題を制作する

次に、目的に合わせた問題を制作します。例えば、チームビルディングを養うためにイベントを行うなら、チーム内での情報共有や役割分担が必要となる問題がおすすめです。仕事の息抜きとなるレクリエーションにする場合は、老若男女問わず楽しめる謎解きの内容にする必要があります。目的を明確にし、軸がブレないように問題制作を行うのがポイントです。

運営面もきちんと準備する

謎解きゲームの最大の醍醐味は、謎を解き明かすことによってクリアを目指せることです。そのため、問題作りの企画に力が入り、イベントの運営にまで手が回らない場合も少なくありません。せっかくクオリティの高い問題を用意しても、運営がうまくいかなければイベントは台無しになってしまいます。

謎解きゲームは広く認知されつつあるものの、未経験の方も多くいるため、スムーズにゲームを運営できるようにガイドラインを作るなどの工夫が必要です。スタートから終了まで一貫した運営方針を定め、トラブルへの対処法も考えておけば万が一のときも柔軟に対応できるようになります。

告知で社員の興味を引く

すべての社員に興味を持ってイベントへ参加してもらうためには、告知にも力を入れることが重要です。例えば、社内にイベントの告知ポスターを貼り、イベントの概要を記載しておけば、謎解きゲームをよく知らない社員も「面白そうな企画だな」と思ってくれるかもしれません。イベント当日までに社員の気分を盛り上げられるよう、工夫を凝らしながら告知を行ってみてください。

・謎解き初心者も考慮に入れる

謎解き初心者はどのようにゲームを進めてよいかわからず、十分にイベントを楽しめない可能性があります。問題の難易度やヒントを出すタイミングなどは、初心者も参加しやすいように考えるのがポイントです。

また、謎解きゲームではチームの連携が求められますが、中にはコミュニケーションが苦手な方もいます。チームに馴染めていない人がいたら、司会者がその人の話を聞いて共感し、会話のキャッチボールを促すことが大切です。例えば、「この問題についてどのように考えていますか？」など、積極的に質問を投げかければ相手も発言しやすくなり、チームに馴染むきっかけになります。